非加熱ゾイサイト
¥1,100 税込
なら 手数料無料で月々¥360から
別途送料がかかります。送料を確認する
灰簾石/Zoisite
Merelani, Tanzania
黝簾石(ゆうれんせき)と呼ばれることもあります。
結晶系は斜方晶系です。
同じ化学組成で単斜晶系の鉱物は斜灰簾石(斜黝簾石)。
加熱前も見る角度によって色が違って見え、渋い色も魅力ですが、加熱したほうがきれいなので、非加熱のものはあまり出回っていません。
ゾイサイトはずいぶん前から流通していて、その名前はスロベニアの貴族ゾイス・フォン・エーデルシュタインにちなみます。
しかし、あまりぱっとする鉱物ではありませんでした。
それが、1967年、キリマンジャロのふもとのメレラニで、落雷によって野火が起き、地味なゾイサイトが鮮やかなブルーになったという伝説があります(いろいろな説があるうちの一つです)。
宝石名はタンザナイト。
タンザナイトという名前は、ティファニーによって付けられました。鉱物名では「ブルーゾイサイト」ですが、これが「ブルースーサイド(自殺)」と聞こえるため、タンザナイトという宝石名を付けたのです。すぐに人気の宝石となりました。
最初はコマーシャルネームでしたが、2018年、日本の鑑別団体協議会(AGL)でタンザナイトが宝石名として認められ、鑑別書の表記も「宝石名:タンザナイト」と書かれるようになりました。
宝石加工の業者さんから仕入れたもの。
加熱してタンザナイトとして流通します。
基本的にタンザナイトはすべて加熱処理が施されています。
加熱によってその色の原因であるバナジウムをより安定させることが目的なのですが、この処理により、ピンクタンザナイト、グリーンタンザナイトなどができることがあり、通常の色よりさらに人気があります。
1粒づつピンセットでつまんで、直火で炙ったり、茶漉しに数粒入れて直火で炙ります。
いずれも赤くなるくらいまで加熱してください(割れて飛び散る場合もありますので注意してください)。
YouTubeに動画をアップしています。詳細はきらら舎一号館のノートをご参照ください。
https://kirara-sha.com/id1/zoisite/
温度は300~400度ですが、ピンセットの先、茶漉しのあみ、そして石が赤くなればほぼOKです。
もとの色と比べるとかなりきれいな青色に変色します。
希少性の高い、ピンクや緑になったらさらにラッキーです。
-
レビュー
(153)
-
送料・配送方法について
-
お支払い方法について
¥1,100 税込